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2代目F20型は、初代F10型に寄せられた不満や不備を改善したモデルです。
外観は初代F10型とほぼ変わらないものの、内部の機能に関してはかなり変更されています。
セルシオの根幹である「日本人のおもてなしの精神」をさらに随所に反映させているのです。
まず車体の基本的な骨格であるプラットフォームを改良。
オーバーハングを切り詰めることで、最小回転半径を縮小しました。
またホイールベースを延長し、後部座席の乗り心地をさらに向上。
特に改善の余地があったブレーキ性能では、フロントにアルミ製対向4ポッドキャリパーを装備しました。
パーツの見直しなどを行うことで、5psの出力を向上させ、外観のスタイルを維持しながらも車体を約110kgも軽量化して、動力性能を向上させています。
最高級車であるとはいえバブル崩壊の影響を多少なりとも受けているのが特徴です。
たとえば、助手席肩口のパワーシートスイッチやマイコンプリセットドライビングシステムの設定がなくなっています。
当時の日本経済の状況がうかがえるモデルです。
ウッドとレザーのコンビネーションが高級感を醸し出しす、おすすめドレスアップ。
見た目の印象を大きく変えるホイールで、差をつけちゃいましょう。
セルシオを愛車に持つ方の多くが、パーツやインテリアをなにかしらカスタムしているのではないでしょうか。
カスタムパーツも本当にたくさんの種類がありますし、カスタムするのが楽しみでもありますよね。
少し変えるだけでも印象がまた違って個性的になるのがうれしいものです。
世界に一台、あなただけのセルシオを作りあげてみては。